
皆さんはディスプレイ広告という種類の広告を知っていますか?
この記事では、ディスプレイ広告の基本を順番に解説していきます。
ディスプレイ広告の特徴や配信媒体、メリット・デメリット、配信方法、課金方法などを解説します。
また効果を最大化するためのヒントもお伝えします。
では、さっそく本題に入りましょう。
目次
ディスプレイ広告とは?
ディスプレイ広告は、WebサイトやWebアプリ上に表示される、テキスト・画像・動画を用いたオンライン広告の一種です。

ディスプレイ広告のメリット・デメリット
メリット
ディスプレイ広告は、幅広いユーザーにリーチ(見てもらう)することができます。
以下のような項目でターゲットを細かく絞ることもできます。
- 年齢
- 性別
- 地域
- 日にち/時間帯/曜日
- デバイス
- 興味関心のあるもの

そして、その結果をトラッキング(追跡)し、より確度の高いユーザーに配信設定することも可能です。
配信がスタートしたら結果をトラッキング(追跡)して、ユーザーの属性を分析します。
そして分析結果を元に、配信設定をより確度の高いユーザー向けに変更することも可能です。
デメリット
主なデメリットの1つは、配信先のユーザー層を100%制御できないことです。
配信オーディエンスとして、特定の条件でターゲットの範囲を絞ることはできますが、常にあなたの広告が適切な人々に到達することを保証することはできません。
配信データの分析や定期的な見直しが必要です。
また最近では広告ブロッカーをしているユーザーが増えています。
広告をできる限り避けようとする層が一定数いるため、予想より多くのユーザーにあなたの広告が到達していない可能性もあります。
ディスプレイ広告の配信媒体
ディスプレイ広告の主なプラットフォームは以下の通りです。
- GDN(Google)
- YDN(Yahoo!)
プラットフォームを選択したらアカウントを作成し、予算を設定する必要があります。広告用の画像が用意できたら配信を開始します。
配信開始後、そのパフォーマンスが良いかそうでないかをチェックします。
クリエイティブの規定
ディスプレイ広告のクリエイティブ(バナーなど)を制作する場合、いくつかのルールがあり、そのルールに沿って制作する必要があります。
規定に沿っていない場合、配信数が少なくなり、最悪の場合配信停止となる場合もあります。
ディスプレイ広告のサイズの種類は非常に数多くありますが、最も一般的なサイズは、以下の通りです。
- 300 x 250 px
- 728 x 90 px
- 160 x 600 px
- 468×60 px
細かいサイズ規定を知りたい場合は公式サイトをご確認ください。
GDNディスプレイ広告サイズ規定:https://support.google.com/google-ads/editor/answer/57755
YDNディスプレイ広告サイズ規定:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/guideline/articledetail?lan=ja&aid=51332
ディスプレイ広告の課金方法
ディスプレイ広告の課金方法は大きくわけて2つあります。
クリック課金(CPC)
CPCはCost Per Clickの略称、1クリックにつき課金される手法です。
誰かがあなたの広告をクリックしてサイトへ訪問するごとに手数料を支払うことになります。広告をクリックするということは、あなたの広告に興味がある(=確度が高い)ということです。
興味関心度の高いユーザーにのみ課金されるので、費用対効果の高い手法と言えます。
インプレッション課金(CPM)
CPMはCost Per Milleの略で、1000回表示されるごとに課金される手法です。
クリック課金型よりも表示される機会が多いため、より多くのユーザーに認知させることが可能です。
認知拡大のためにディスプレイ広告を使用する場合はこの手法がよく使われます。
ディスプレイ広告を最大限に活用するためのヒント
ディスプレイ広告の効果を最大限に伸ばすためにはいくつかのポイントがあります。
ターゲットのニーズを把握する
広告の効果を最大限に高めるには、ターゲットのニーズを深く理解することが重要です。
顧客化なしそうなユーザーの層をあらわすペルソナを作成し、それに基づいてキャッチコピーや広告文を作成します。
目標設定を明確にする
ただ闇雲に広告を配信していては、広告の成果を最大限に伸ばすことはできません。
広告配信をして何を伸ばすのか、サービス(商品)が今後どうなっていきたいのか、指標や目標を明確にすることが必要です。
視覚的に印象に残るクリエイティブの作成
視覚に訴えるような、魅力的な広告を作成することが重要です。
さまざまなクリエイティブの組み合わせを試し、ターゲットの注目を集める最適なデザインと画像を決定しましょう。
結果を分析する
さまざまな広告クリエイティブをテストして、どの広告が最も効果的かを確認することです。
キャンペーンのパフォーマンスを測定し、継続的に戦略を調整することで、広告の成果を最適化します。
データを活用して、さまざまなクリエイティブやユーザー層のテストを行い、予算の無駄を最小限に抑え、パフォーマンスを最大化します。
Create Career CollegeのCo-opプログラム
Create Career College(クリエイトキャリアカレッジ)では、Co-opを利用したデジタルマーケティングプログラムを用意しています。
一般的なマーケティングとデジタルマーケティング業界における技術的なノウハウを学びます。そしてデジタルマーケティングの包括的な知識や経験を持つデジタルマーケター候補を育てることを目的としています。
このプログラムを修了すると、次のような信頼できる知識とスキルを発揮できるようになります。
- スタートアップから複雑なビジネスまで、さまざまな組織のデジタルマーケティング戦略プランの策定
- Google Analytics・WordPress
- Hubspotなどのツールの活用
- 検索エンジン最適化(SEO)対策
- 収集したデータの分析、および今後
- マーケティングプランへの反映
- ツールを用いての市場調査
- オンライン広告のための適切なプラットフォームの選定
- Web広告運用
- 市場調査に基づく適切なソーシャルメディアマーケティングプランとコンテンツの作成
- ビジネスゴールとターゲット市場に基づいた入札戦略によるオンライン広告の運用
お問い合わせ
ご相談・ご質問等ございましたら、下記のお問い合わせよりご連絡ください。
経験豊富な日本人留学アドバイザーが在籍しているため、日本語でのお問い合わせも可能です。お気軽にご相談ください。
まとめ
ディスプレイ広告は幅広いターゲットにリーチし、結果分析を行うことで、目標達成の近道へと導きます。
サービスや商品の認知拡大を促進したり、売上を増加させるための方法をお探しであれば、ディスプレイ広告は素晴らしい選択肢の1つです。