
ワーキングホリデービザを利用して留学したいけど、どこの国に行くのか迷っている方はたくさんいるかと思います!この記事では、カナダとオーストラリの違いや、選択の参考になる情報をご紹介します!
こんな人におすすめ!
- ワーホリの申請方法を知りたい
- カナダとオーストラリアどちらが良いのか迷っている
- 現地で働きたいけど給料ってどのくらい違うのか知りたい
Table of Contents
カナダの基本情報
カナダは北アメリカ大陸の北部に位置する連邦立憲君主制国家です。
国土面積は約9,984,670 km²で、世界で2番目に大きな国です。人口は約3,700万人で、多文化国家として知られています。首都はオタワであり、最大の都市はトロントです。
カナダは、アメリカと国境を接しており、北極圏にも面しています。気候は地域によって異なりますが、一般的に寒冷な気候であり、冬は厳しい寒さが続きます。
カナダは、美しい自然や文化遺産、多様な動植物相が魅力的な国です。世界遺産に登録されたカナダの自然景観としては、ロッキー山脈やニアガラの滝などが有名です。また、多様な文化が混在しており、フランス語を公用語とするケベック州や、先住民の文化であるインディアン文化などもあります。
カナダは、英語とフランス語が公用語であり、通貨はカナダドルです。また、カナダは進歩的な社会福祉政策を進めており、高品質の医療・教育・住宅等が提供されています。
オーストラリアの基本情報
オーストラリアは、オセアニア大陸に位置する連邦立憲君主制国家です。国土面積は約7,692,024 km²で、世界で6番目に大きな国です。人口は約2,500万人で、多文化国家として知られています。首都はキャンベラであり、最大の都市はシドニーです。
オーストラリアは、南半球に位置するため、日本とは季節が逆転しています。夏は12月から2月で、冬は6月から8月です。気候は地域によって異なりますが、一般的に乾燥した気候であり、内陸部では砂漠地帯が広がっています。
オーストラリアは、豊かな自然や文化遺産、多様な動植物相が魅力的な国です。世界遺産に登録されたオーストラリアの自然景観や動物相としては、グレートバリアリーフやウルル(エアーズロック)などが有名です。また、多様な文化が混在しており、アボリジニ文化や近年注目を集めるオーストラリア発祥のコーヒー文化などもあります。
オーストラリアは、英語が公用語であり、通貨はオーストラリアドルです。また、オーストラリアは進歩的な社会福祉政策を進めており、高品質の医療・教育・住宅等が提供されています。

ワーキングホリデーの概要
オーストラリアとカナダのどちらがワーキングホリデーするにあたってより良いかは、個人の好みや目的によって異なります。
例えば、英語を学ぶことが主目的であれば、どちらの国でも英語を話す機会が豊富にありますが、オーストラリアはアクセントが独特で、比較的ニュートラルなアクセントのカナダとは異なることが指摘されています。
一方で、ビジネスや技術分野でのキャリアアップを目的とする場合は、カナダの方が優れているかもしれません。カナダは、世界有数の科学技術研究や、ビジネスや金融の拠点としても有名であり、多様な仕事の機会があります。
また、自然やアウトドアアクティビティを楽しみたい場合は、オーストラリアの方が魅力的かもしれません。オーストラリアは、美しいビーチや大自然が広がる国で、サーフィンやダイビングなどのアクティビティが人気です。
そのため、ワーホリする目的や好みによって異なりますが、どちらの国でも貴重な体験をすることができるでしょう。
続いて、カナダとオーストラリアでワーキングホリデーをするための基本情報や手続き、必要な書類などを紹介します。
カナダのワーキングホリデーに申請する方法は以下の通りです。
参考サイト:https://workingholiday-syrup.com/guide/application_process/
資格を確認する
まず、カナダのワーキングホリデーに申請するためには、次の資格が必要です。
- 年齢が18歳以上30歳以下であること
- 参加する国の市民であること
- カナダと参加する国の間にワーキングホリデー協定があること
- 申請前に一定の資金を確保していること
- 必要な医療保険を持っていること
オンライン申請
次に、カナダの移民・難民・市民権省(IRCC)のウェブサイトからオンラインで申請を行います。申請前に、必要な情報や書類を収集し、用意しておく必要があります。
- 必要な書類を提出する
申請に必要な書類は、次のとおりです。
- パスポート
- 運転免許証、身分証明書、または国民保険証などの身元証明書
- 資金証明書
- ヘルスケア保険証明書
- 雇用証明書、履歴書、または職歴証明書などの職歴に関する書類
手数料の支払い
申請には一定の手数料が必要です。
支払い方法は、クレジットカード、デビットカード、またはインターネットバンキングが利用できます。
受理と承認
申請が受理された場合、IRCCから受理通知書が送付されます。通常、申請処理には数週間から数か月かかります。申請が承認された場合、ワーキングホリデービザが発行されます。
以上が、カナダのワーキングホリデーに申請する方法です。申請手順や必要書類などは変更される場合があるため、最新情報をIRCCのウェブサイトで確認することをお勧めします。

オーストラリアのワーキングホリデーに申請する方法は以下の通りです。
資格を確認する
まず、オーストラリアのワーキングホリデーに申請するためには、次の資格が必要です。
- 年齢が18歳以上30歳以下であること
- 参加する国の市民であること
- オーストラリアと参加する国の間にワーキングホリデー協定があること
- 申請前に一定の資金を確保していること
- 必要な医療保険を持っていること
オンライン申請
次に、オーストラリア政府の「オーストラリアのワーキングホリデー申請サイト」からオンラインで申請を行います。申請前に、必要な情報や書類を収集し、用意しておく必要があります。
必要な書類を提出する
申請に必要な書類は、次のとおりです。
- パスポート
- 資金証明書
- ヘルスケア保険証明書
- 犯罪歴証明書
また、申請時には、1枚の証明写真が必要です。
手数料の支払い
申請には一定の手数料が必要です。支払い方法は、クレジットカード、デビットカード、またはインターネットバンキングが利用できます。
受理と承認
申請が受理された場合、オーストラリア政府から受理通知書が送付されます。申請処理には数週間から数か月かかることがあります。申請が承認された場合、ワーキングホリデービザが発行されます。
以上が、オーストラリアのワーキングホリデーに申請する方法です。
申請手順や必要書類などは変更される場合があるため、最新情報をオーストラリア政府のウェブサイトで確認することをお勧めします。
また、ワーキングホリデー中は労働条件や税金、保険などのルールにも注意が必要です。現地での生活や就労については事前に調べ、しっかりと準備をしておくことが大切です。

賃金や労働条件の比較
カナダ政府の情報はこちら!
https://www.canada.ca/en.html
【物価の違い】
カナダとオーストラリアの物価には、いくつかの違いがあります。一般的に、オーストラリアはカナダよりもやや高い物価帯に位置しています。
例えば、食料品の価格については、オーストラリアが高めです。また、公共交通機関の料金もオーストラリアが高く、カナダは比較的安い傾向にあります。ただし、住宅価格に関しては、カナダが高い傾向にあります。
また、両国とも消費税がかかるため、税率の違いも物価の違いに影響を与えます。オーストラリアの消費税率はGST(Goods and Services Tax)と呼ばれ、現在10%です。一方、カナダの消費税はHST(Harmonized Sales Tax)と呼ばれ、州によって異なる税率が設定されています。
ただし、物価の違いは地域や都市によっても異なるため、一概にどちらが高いとは言えません。個々の商品やサービスについて、現地で調べて比較することが大切です。
【最低賃金】
オーストラリアの最低賃金は、2022年1月から$20.33AUD/hour(約1600円)です。
カナダの最低賃金は、2022年1月から時給$15.50CAD(約1300円)です。オーストラリアの方が最低賃金が高いため、給料面ではオーストラリアが有利です。
【労働時間】
オーストラリアでは、週に38時間を超える労働は残業となり、時間外手当が発生します。カナダでは、週に44時間を超える労働は残業となり、時間外手当が発生します。
どちらも残業代が発生するため、労働時間は大差ありません。
【保険制度】
オーストラリアでは、ワーキングホリデービザ保険が必須となっており、医療費や病気・怪我、旅行傷害などのリスクに備えることができます。カナダでは、健康保険があり、ワーキングホリデー滞在中も利用できますが、保険金額に上限があります。
保険制度は、オーストラリアがより充実していると言えます。
以上のように、給料面や保険制度を考えるとオーストラリアが有利ですが、労働時間に大きな差はなく、それぞれの滞在目的や条件によって選ぶべき国が異なるでしょう。また、最低賃金は法改正によって変更される可能性があるため、最新情報を確認することが重要です。

カルチャーショックや言語の壁
ワーキングホリデー中に遭遇するかもしれないカルチャーショックや、英語が話せない場合の対処法などを紹介します。
ワーキングホリデー中には、新しい環境に適応するためにカルチャーショックを経験することがあります。特に英語圏でのワーキングホリデーでは、英語が話せないことで生じるカルチャーショックもあります。
以下に、そのような状況に遭遇した場合の対処法をいくつか紹介します。
コミュニケーションの手段を確保する
英語が話せなくても、スマートフォンの翻訳アプリや手書きのメモを使って、簡単なコミュニケーションを取ることができます。また、ホステルや旅行会社で英語が話せるスタッフに相談することもできます。
現地の文化について学ぶ
現地の文化や習慣を事前に学んでおくことで、カルチャーショックを軽減することができます。現地の食べ物や服装、礼儀などについて調べておくと良いでしょう。
現地の人々と交流する
ホステルやバー、カフェなどで現地の人々と交流することで、現地の文化や習慣を学ぶことができます。また、ワーキングホリデー先で働くことで、現地の人々との交流が増え、英語の練習にもなります。
自分自身に対する理解を深める
ワーキングホリデー中には、自分自身のことを客観的に見つめ直すことが必要です。自分自身の文化や習慣と異なる環境で生活することで、自分自身に対する理解を深めることができます。
以上のように、ワーキングホリデー中にカルチャーショックや英語が話せない場合でも、コミュニケーション手段を確保し、現地の文化について学び、現地の人々と交流し、自分自身に対する理解を深めることで、円滑に過ごすことができます。
旅行や観光のおすすめスポット
ワーキングホリデー中に訪れたい観光スポットや、おすすめの旅行プランを紹介します。
カナダは広大な国土を有し、自然の美しさや多様な文化が魅力的な観光スポットが数多くあります。以下は、カナダのワーキングホリデー中に訪れたいおすすめの観光スポットや旅行プランです。
ナイアガラの滝

カナダとアメリカの国境に位置する世界的に有名な滝。迫力ある滝を間近に見られるボートツアーもおすすめです。
バンフ国立公園

カナディアン・ロッキーに位置する、美しい景観が広がる国立公園。ハイキングやキャンプなどアウトドアアクティビティを楽しめます。
トロント

カナダ最大の都市で、多様な文化が混在する街。CNタワーやトロント諸島などの観光スポットがあります。
バンクーバー

太平洋に面した美しい自然環境が魅力の都市。カナダの中でも多様な文化が共存しており、グルメやアートなどのシーンも充実しています。
モントリオール

フランス語圏で、ヨーロッパの雰囲気が感じられる都市。旧市街やサン・ジョゼフ・オラトリーなどの観光スポットがあります。
また、カナダはアメリカと国境を接しているため、アメリカへの旅行もおすすめです。ニューヨークやワシントンDCなど、多くの観光スポットがあります。
ワーキングホリデー中は、観光やアクティビティを楽しみつつ、労働や貯蓄にも努めることが重要です。十分な準備をして、充実したワーキングホリデーを過ごしましょう。
シドニー

オーストラリアで最も有名な都市であり、世界的にも有名な観光地です。オペラハウスやハーバーブリッジなど、シドニーには多くの見どころがあります。また、ビーチや公園、レストランなども充実しているため、滞在中にはぜひ訪れてみてください。
ケアンズ

グレートバリアリーフの玄関口であるケアンズは、豊かな自然と美しいビーチが魅力の観光地です。グレートバリアリーフにスノーケリングやダイビングをすることもできます。
ウルル

オーストラリアの中心に位置するウルルは、世界遺産に登録されている巨大な砂岩の山です。太陽が昇ると赤く輝き、美しい光景を見ることができます。
メルボルン

タスマニア島


仕事探しのヒントやアドバイス
【仕事探しの方法】
オンラインでの求人検索:
Indeed、Seek、Gumtree、LinkedIn、Monsterなどのサイトで求人情報を探すことができます。
エージェントを利用する:
就職エージェントやワーキングホリデー専門のエージェントを利用して仕事を探すこともできます。
ドアツードア:
ショッピングセンターやレストラン、カフェなどに直接訪ねて仕事を探すこともできます。
【履歴書の書き方】
カナダやオーストラリアで一般的に使われる履歴書は、1ページにまとめるのが一般的です。
- 写真は必要ない場合が多いです
- 経歴、スキル、資格などを明確に記載することが大切です
- 履歴書は、求人広告の内容に合わせて修正することが望ましいです
【インタビューのポイント】
カナダやオーストラリアでは、インタビューではカジュアルな服装でも大丈夫です。
- まずはしっかりと挨拶をし、明るく自己紹介を行いましょう
- 会社や仕事内容について事前に調べ、質問を準備しておくことが大切です
- 自分の強みやスキルをアピールすることが重要です
- 英語が苦手でも、自信を持ってコミュニケーションをとりましょう
以上が、オーストラリアやカナダでの仕事探しや面接対策の基本的な情報となります。就職エージェントなどを利用することで、よりスムーズに仕事を探すことができる場合がありますので、活用してみるのも良いでしょう。


カナダのCo-oppプログラムについて
カナダのCo-opプログラムは、カナダの大学やカレッジに在籍する学生が、学業と実践的な職場経験を組み合わせたプログラムです。Co-opプログラムに参加する学生は、学業を通じて習得したスキルや知識を、実践的な職場で活かし、実際のビジネス環境での経験を積むことができます。
Co-opプログラムに参加するためには、まずカナダの大学やカレッジに入学する必要があります。Co-opプログラムに参加するためには、一般的には学校によって異なりますが、以下のような要件が必要です。
- 学校の要件を満たすこと
- 学生ビザを取得していること
- Co-opプログラムに参加するための申請書類を提出すること
- 就職活動を行い、就職先を見つけること
Co-opプログラムに参加する際には、以下のようなメリットがあります。
実践的な職場経験を積める
学生は単に理論を学ぶだけでは得られない、実践的なスキルや知識を身につけることができます。また、実践的な経験を積むことで、自分のキャリアについてより明確な方向性を見
出すこともできます。
給与を得られる
学生が生活費を稼ぐことができるだけでなく、将来のキャリアにおいても有益な経験となります。
カナダの労働市場における経験を積める
将来の就職活動において非常に重要なアドバンテージとなります。また、Co-opプログラムを通じて、カナダの企業や業界のネットワークを構築することもできます。
有益なコネクションを築ける
業界のプロフェッショナルと出会い、有益なコネクションを築くことができます。これらのコネクションは、将来のキャリア形成において非常に有益であるとともに、人脈を広げることもできます。
以上のように、Co-opプログラムには多くのメリットがあります。
Create Career CollegeのCo-opプログラムは、学生一人ひとりに合わせたカスタマイズされたサポートを提供しています。就職活動に関するサポートも行っており、履歴書の書き方や面接の受け方など、学生のキャリア形成を全面的にサポートしています。将来に向けた貴重な経験を積むことができるこのプログラムに参加し、自分自身を成長させ、キャリアを形成してみてはいかがでしょうか。
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