カナダ留学 – Co-opとワーキングホリデーの違いを大解説!

カナダ留学 - Co-opとワーキングホリデーの違いを大解説!

カナダ留学に興味はあるけれど、どのプログラムが自分に合っているのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

今回は、カナダ留学を検討されている方に向けて、Co-opとワーキングホリデーの違い・それぞれの特徴・滞在可能期間・ビザの申請方法・メリットなどをを解説していきます。

目次

Co-opプログラムとは?

Co-op(Cooperative Education)プログラムとは、雇用主・大学・学生の三者が連携し、学生に集中的かつ長期的にカナダでの実務経験を積むことを目的としたプログラムです。


このプログラムは、学生に専門的な分野(IT・ビジネス・ホスピタリティなど)の知識やスキルの習得と実践的な経験ができるよう設計されています。

学生は実社会の環境で知識を応用してスキルを身につけることができます。

ワーキングホリデーとは?

ワーキングホリデーは、一般的な観光ビザよりも長期滞在が可能で、海外で自由に余暇を楽しんだり、現地で就労できたりする制度です。


カナダでは豊かな自然・多様な都市・美しい国立公園などがあり、ユニークな文化体験ができます。

ビザの種類

ビザ

Co-op・ワーキングホリデーともに、入国の際には適切なビザを取得する必要があります。

Co-op

Co-opは学生としての扱いになります。しかしCo-opのカリキュラムは座学+インターンシップが基本です。

そのため「学生ビザ」と「就労ビザ」の2種類が必要となります。

ワーキングホリデー

カナダのワーキングホリデーはIEC(Canada with International Experience)と呼ばれ、ワーキングホリデー専用のビザが必要です。

このビザは就労ビザとしての扱いになります。

参加条件・方法

飛行機

Co-op

Co-opの参加には「カレッジの入学許可」と「学生ビザの取得」が必要です。

①カレッジの入学許可

入学の基準は学校によって異なりますが、主な基準は以下の通りです。


高等学校卒業以上、またはそれと同等以上の学力があること

入学時に満19歳以上であること

英語力があること


※英語力の基準は学校・受講プログラムによって異なります。

公立カレッジの場合はIELTS6.0〜6.5、私立カレッジの場合は4.5〜6.0程度です。

②学生ビザの取得

学生ビザ取得には以下の書類の提出が必要です。

  • 学生ビザ申請書(IMM1294)
  • 残高証明証(英字)
  • 証明写真
  • カレッジの入学許可証
  • パスポートのコピー
  • バイオメトリクス(生体認証)の登録


またCo-opの場合、年齢制限はありません。そのため後ほど解説しますが、ワーキングホリデーが使用できない方でもカナダに渡航できる方法です。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーは規定を満たせば誰でも渡航が可能です。

カナダのワーキングホリデー参加の規定は以下の通りです。(日本国籍を持つ人の場合)

  • 申請時に18歳以上30歳未満であること
  • 過去にカナダのワーキングホリデーを使用していないこと
  • 有効なパスポートがあること
  • 到着時にCA$2,500以上の資金があること
  • 滞在期間中カバーできる健康保険に加入していること
  • 復路航空券を持っている、または復路航空券分の費用を所持の証明できること
  • 扶養家族が同伴しないこと


▼最新の情報は政府のサイトをご確認ください▼

https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/work-canada/iec/eligibility.html?selection=jp-wh#selection

申請方法

申請

Co-op

Co-opプログラムに参加するためには、まず、プログラムを提供している大学またはカレッジに受け入れられる必要があります。

応募の際には、通常、成績証明書、有効な英語力・学力テストのスコア、履歴書、記入済みのCo-op申込書を提出する必要があります。


また、受け入れる前に、就職先候補に連絡を取り、就職先を確保しなければならない場合もあります。

ワーキングホリデー

IRCC(カナダの移民・難民・市民権省)の公式サイトからオンラインで申請します。


必要事項をオンラインで入力すると招待状が発行されます。その招待状を元に就労ビザの申請を行います。

留学期間

カレンダー

Co-op

Co-opプログラムの期間は、受講するプログラムやプログラムを提供するカレッジの要件に依存します。

一般的にCo-opプログラムの期間は6ヶ月から2年です。より難易度の高い分野は期間も長くなる傾向にあります。


学生またはカレッジのニーズに応じて、プログラムの期間を短縮または延長することも一部可能です。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーの期間は、入国した日から1年間です。

その期間に他国への旅行や日本への一時帰国も可能ですが、カナダを離れていた期間の延長は認められていません。


また1年間必ず滞在しないといけないということではありません。数ヶ月〜半年程度で帰国するというパターンも可能です。

ただしワーキングホリデーは1つの国につき1回しか使用できないので、計画的に使用することをおすすめします。

費用

money

Co-op

Co-opプログラムの費用は、プログラムの種類や期間、カレッジによって異なります。


目安は以下の通りです。

  • 6ヶ月の場合:$5,000〜$10,000
  • 1年間の場合:$10,000〜$15,000
  • 2年間の場合:$20,000〜$30,000


プログラム費とは別に以下の費用も必要となります。

  • ビザ代:$150
  • バイオメトリクス登録費:$85
  • 保険代:約$700〜
  • 航空券代:約$1,000〜$2,000
  • 生活費

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーに必要な費用は以下の通りです。

  • ビザ代:$161
  • バイオメトリクス登録費:$85
  • 保険代:約$700〜
  • 航空券代:約$1,000〜$2,000
  • 生活費

メリット

グッド

Co-op

Co-opプログラムへの参加は、学生が在学中に専門的な経験を積み、スキルを向上させることができるため、非常に有益なものとなります。


実践的な経験を積むことで、専門家や業界のリーダーとのネットワークを構築する機会を手にすることも可能です。


カナダでのキャリア構築においてCo-opプログラムは、たくさんのチャンスを得られる方法です。

ワーキングホリデー

異なる環境での生活・仕事・旅行は、人生を変えるような機会が数えきれないほどあります。その土地の文化やさまざまな職業の人たちと触れ合うことで、素晴らしい時間を過ごすことができます。


ワーキングホリデービザは職種や就労時間などの制限はありません。そのため自分の頑張り次第ではどんな職に就くことも可能です。

海外での就労経験は自分の知識やスキルを高めるだけでなく、将来のチャンスに繋がることもあります。

Create Career CollegeのCo-opプログラム

Create Career Colleg(クリエイトキャリアカレッジ)では、2年間でプロフェッショナルなディプロマを取得することができます。

生活費や学費が高いカナダですが、Create Career Collegでは、低コスト短期間で知識と技術を身につけることができます。

現在開講中のコースは以下の通りです。

お問い合わせ

ご相談・ご質問等ございましたら、下記のお問い合わせよりご連絡ください。

経験豊富な日本人留学アドバイザーが在籍しているため、日本語でのお問い合わせも可能です。お気軽にご相談ください。

まとめ

Co-opプログラムとワーキングホリデーは、どちらもカナダで貴重な職業体験と文化に触れる素晴らしい機会を提供しています。


主な違いは渡航の目的です。

Co-opプログラムは、学位を取得しながら有給の仕事を経験したい人やキャリアアップ・チェンジをしたい方におすすめの留学方法です。またワーキングホリデーは、1年間働きながら旅をしたい若年層に適しています。


どちらも素晴らしい経験ができることは間違いありません。目的に合わせて自分に合った渡航方法を選んでみてくださいね。