皆さんはデジタルマーケティングと広報の違いをご存知ですか？
似たような立ち位置の部署で、何がどう違うのか明確にはわからない、、、
という方も多いのではないでしょうか。
今回は、デジタルマーケティングと広報の類似点と相違点、そしてこれらの分野がどのようにビジネスに応用できるかを解説します。両者のニュアンスの違いや必要なスキル、上手な活用方法について詳しく見ていきます。
それではさっそく、デジタルマーケティングと広報の違いを見ていきましょう。
目次
デジタルマーケティングと広報の概要
まず、デジタルマーケティングと広報の基本的な概要を説明します。
デジタルマーケティングとは
検索エンジン最適化（SEO）やWeb広告、ソーシャルメディアの活用などのオンライン戦略・戦術を駆使して、商品やサービス・組織を宣伝することです。
広報とは
自社やそのパートナー企業・お客様との関係性を構築しながら、企業やサービス・商品の情報発信をすることです。
企業の価値を強調する説得力のあるプレスリリースの作成、業界関係者との良好な関係の構築などを行います。
また、テレビ・新聞・ネットメディアなどのメディアとの関係構築（メディアリレーション）や、公式な場でのプレゼンテーション、なにか問題が起こった際に被害を最小限に抑えるための活動（危機管理広報）も含まれます。
デジタルマーケティングと広報の共通点
この2つの分野は全く異なるものですが、ストーリーテリングという大きな共通点があります。
※ストーリーテリングとは
商品やサービスの説明を行う際に、物語を語るように説明することで、共感を得たり想像しやすくさせたりするような手法。
デジタルマーケティングも広報も、その核心は、製品・サービス・組織の販売促進につながる魅力的なストーリーを語ることです。
また両分野とも、ターゲットとなる人々の共感を得るために、リサーチと分析を非常に大切にしています。
デジタルマーケティングと広報の違い
デジタルマーケティングと広報の大きな違いは、「焦点」です。
デジタルマーケティングは、コンテンツを適切な人に届けることに焦点を当てています。より反応的で、コンバージョン（購入や会員登録等）を促進することを目的とした施策を行います。
自らで自社の宣伝を行い、顧客獲得や売り上げ向上、イメージアップなどに繋げます。
逆に広報は、「企業と企業」や「企業と顧客」との関係性の構築に焦点を当てています。
メディアに取り上げてもらうことや、人間関係を活用して信頼を築くことを目的として施策を打ちます。
自身でアピールするのではなく、自社の宣伝を他社やユーザーにしてもらえるように調整する役割です。
デジタルマーケティングと広報に必要なスキル
デジタルマーケティングと広報は、どちらも専門的なスキルや知識が必要です。
デジタルマーケティングでは、最新のデジタルマーケティングのトレンドと戦略に精通し、分析ツールやマーケティングオートメーションツールを駆使したり、デジタルコンテンツの作成に長けていたりすることが必要です。
マーケティングオートメーションツール：
マーケティング施策を自動化したり、効率化を図ったりするツール
広報の場合は、メディアリレーション、戦略的コミュニケーション、危機管理などのスキルが必要です。
しかしデジタルマーケティングと広報、どちらの分野でも優れたライティングと編集の能力が求められます。
デジタルマーケティングと広報を効果的にビジネスに活用するには
デジタルマーケティングと広報は、ビジネスを推進するための効果的な2つの戦略です。
デジタルマーケティングは幅広い顧客やユーザーに幅広い顧客やユーザーに効率的に情報を届け、購入意欲を高めるのに適しています。
また広報は人間関係や信頼関係を構築するのに適しています。
それぞれの戦略には独自のアプローチがありますが、この2つを組み合わせることで、企業は長期的な成功を収めるための強力な戦略を構築することができます。
Create Career CollegeのCo-opプログラム
Create Career College（クリエイトキャリアカレッジ）では、Co-opを利用したデジタルマーケティングプログラムを用意しています。
一般的なマーケティングとデジタルマーケティング業界における技術的なノウハウを学びます。そしてデジタルマーケティングの包括的な知識や経験を持つデジタルマーケター候補を育てることを目的としています。
このプログラムを修了すると、次のような信頼できる知識とスキルを発揮できるようになります。
- スタートアップから複雑なビジネスまで、さまざまな組織のデジタルマーケティング戦略プランの策定
- Google Analytics・WordPress
- Hubspotなどのツールの活用
- 検索エンジン最適化（SEO）対策
- 収集したデータの分析、および今後
- マーケティングプランへの反映
- ツールを用いての市場調査
- オンライン広告のための適切なプラットフォームの選定
- Web広告運用
- 市場調査に基づく適切なソーシャルメディアマーケティングプランとコンテンツの作成
- ビジネスゴールとターゲット市場に基づいた入札戦略によるオンライン広告の運用
お問い合わせ
ご相談・ご質問等ございましたら、下記のお問い合わせよりご連絡ください。
経験豊富な日本人留学アドバイザーが在籍しているため、日本語でのお問い合わせも可能です。お気軽にご相談ください。