
デジタルマーケティングでは、ツールの活用が欠かせません。
例えば
- 自社のサービスを紹介しているWebサイトに、どれだけのユーザーが見にきているのだろうか?
- メールマガジンを配信したけど、どのくらいの人がメールを見てくれたのだろうか?
など、コンテンツ制作やデータ分析に、ツールの活用は重要です。
この記事では、デジタルマーケティング施策を円滑に進めるために利用できるさまざまなツールをご紹介します。アクセス解析・キーワード・広告出稿・SEO・メールマーケティング、これら5つの分野のツールをピックアップしました。
デジタルマーケティングを始めるための基本的なツールをお探しの方は、ぜひ読み進めてみてくださいね!
目次
アクセス解析ツール
デジタルマーケティングに必要なツールの種類として、まず挙げられるのがGoogle Analyticsなどのアクセス解析ツールです。
アクセス解析は、デジタルマーケターにとって必要不可欠なものです。
Webサイトの訪問者数・ページビュー・コンバージョン(購入や会員登録)などの重要な指標を追跡することができます。
このツールを使えば、ユーザーがWebサイトやコンテンツにどのように関わっているかなどの傾向が把握でき、施策の結果検証・次のアクションに向けた仮説作成などに役立ちます。
人気のアクセス解析ツール
Google Analytics

URL:https://marketingplatform.google.com/about/analytics/
Google Analyticsとは、Googleが提供する無料で分析・解析ができるツールです。
例えば、Googleアナリティクスに登録したWebサイトやアプリのユーザー行動やユーザー属性、どの地域の利用者が最も多いのか等を分析することが可能です。
これらのデータを元にサービスの改善やマーケティング施策を検討します。
Adobe Analytics

URL:https://business.adobe.com/jp/products/analytics/adobe-analytics.html
Adobe AnalyticsはIllustratorやPhotoshopでおなじみのAdobe社が提供する分析・解析ツールです。
カスタマイズ性に優れ、独自のダッシュボードや目標値設定が可能です。
またAIを用いた自動分析機能も搭載。人間の目では見きられないデータまで収集・分析してくれる優れものです。
GoogleとAdobeの違い
Google Analytics | Adobe Analytics | |
費用 | 無料 | 有料 |
解析力 | ○ | ◎ |
カスタマイズ性 | △ | ○ |
操作難易度 | 低め | 高め |
以上より、初めてアクセス解析ツールを使う方は「Google」、大企業やより高精度な分析を行いたい方は「Adobe」がおすすめです。
キーワードツール
検索エンジン最適化(SEO)対策をする場合、キーワードの調査は不可欠です。
キーワードツールを使うことで、ターゲットとなるユーザーが検索しているキーワードを特定し、そのニーズに合ったコンテンツを作成することができます。
デジタルマーケティングでは、やみくもに想像したキーワードを使用するのではなく、データに基づいてキーワードの選定を行う必要があります。
キーワードツールはユーザーを引き寄せる可能性が高いキーワードを判断するのに役立ちます。
人気のキーワードツール
Google Keyword Planner

URL:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
Google社が提供するキーワードの選定・調査ツールです。ニーズのあるキーワードを探したり、このキーワードの検索ボリュームや価値がどれくらいなのか確認できます。
使用料:無料(Google広告の登録が必要)
ラッコキーワード

URL:https://related-keywords.com/
複合キーワードなどを検索できるツールです。コンテンツ制作や広告作成時に役立ちます。
また有料プランでは、各キーワードの検索ボリュームや推定流入数(どれだけの人が見たか)なども検索できます。
使用料:無料(一部機能有料)
Moz Keyword Explorer

アメリカ生まれのSEO対策ツールで、一部機能を無料で使用することができます。
複合キーワードの生成や、各キーワードのクリック率予測等の機能が搭載。
画面は全て英語ですが、地域設定は日本も可能です。
使用料:無料 / 有料(利用には会員登録が必要です)
広告出稿ツール
広告出稿ツールは、GoogleやFacebook・Instagram等オンライン上で広告を配信するために必要なツールです。広告の配信設定から効果測定までをこのツールを用いて行います。
予算やターゲットの設定、結果分析など、より良い成果を得るためのキャンペーンの最適化などを行うことができます。
人気の広告出稿ツール
Google Ads Manager

URL: https://admanager.google.com/intl/ja/home/
Googleの媒体へ広告配信・予算管理・効果測定等を行うツールです。
リスティング広告・ディスプレイ広告・ショッピング広告・動画広告など、Googleの媒体であれば全てこのルーツで管理することができます。
また「Google広告認定資格」というものがあり、無料のトレーニングサービスや認定試験もあります。
【Google広告認定資格 – Skills Shop -】
https://skillshop.exceedlms.com/student/catalog/list?category_ids=395-google
Meta Ads Manager

URL:https://ja-jp.facebook.com/business/tools/ads-manager
Metaの媒体(Instagram・Facebook等)へ広告配信・予算管理・効果測定等を行うツールです。
こちらもGoogleと同様に「Mate認定資格」があります。さまざまなコースが用意されているので、スキルアップにとても役立つ情報が満載です。
【Meta認定資格 – Meta Blueprint -】
検索エンジン最適化(SEO)ツール
SEOツールは自社のWebサイトを検索エンジン(GoogleやYahoo!)上で上位に表示させるための施策に用います。
SEO対策用に正しい設定がなされているか確認するツール、設定内容のブラッシュアップをするツールなどさまざまな種類があります。
SEO対策といっても幅が広く、それぞれの施策に合ったツールを選定・使用することが大切です。
ここでは代表的なツールを2つご紹介します。
人気の検索エンジン最適化(SEO)ツール
SEOチェキ

URLを入力するだけで、SEOの設定がどうなっているかを確認できるツールです。
例)
- title・meta description・meta keywords・h1タグ設定
- Google・Yahoo!のインデックス数
- 利用ホスト
- ドメインの登録年月日
- ソーシャルブックマーク登録数
- キーワード出現頻度
自社のサイトはもちろんですが競合分析にも活用でき、自社のサイト改善の参考にもなります。
使用料:無料
SEOptimer

URL:https://www.seoptimer.com/
SEO対策ができているかを「ページ内対策」「リンク」「ユーザビリティー」「パフォーマンス」「ソーシャルメディア」の5項目で評価をしてくれるツールです。
良い点と悪い点を指摘してくれるだけでなく、改善案やその理由についても解説が出てきます。
すべて英語表記ですが、翻訳機能を使用してでも使ってみる価値はあると思います☆
使用料:無料 / 有料
メールマーケティングツール
メールマーケティングツールでは、リストの管理・セグメント配信(異なるグループに異なるメールを配信すること)・HTMLメールの作成・効果測定等が可能です。
既存のユーザーに対してアプローチをかけ、再購入や興味付けを促す施策に使用できます。
メールマーケティングツールは、顧客にアプローチし、その関心を維持するための優れた方法です。あなたのメールが適切な人に届き、期待通りの結果へ導くために手助けをしてくれます。
人気のメールマーケティングツール
Mailchimp

メールマーケティングツールといえば「Mailchimp」というくらい、世界中で使用されているツールです。
ステップメール配信・A/Bテスト・アンケート・LP作成など、メールマーケティングに必要な機能は全て搭載。
有料プランにすると配信数の制限がなくなったり、より高度な配信設定が可能になったりします。
全て英語表記ですが、日本語で解説したサイトもたくさんあります。
Benchmark Email

URL:https://www.benchmarkemail.com/
HTMLメールの配信が毎月3,500通まで無料でできるツールです。
HTMLメールエディター・顧客管理・レポート機能など、基本的な機能は全て無料で使用できます。
有料プランであれば、ステップメール配信やA/Bテストも可能です。
全て英語でやるのは敷居が高い、、、という方はこちらの方がおすすめかもしません。
使用料:無料 / 有料
Create Career CollegeのCo-opプログラム
Create Career College(クリエイトキャリアカレッジ)では、Co-opを利用したデジタルマーケティングプログラムを用意しています。
一般的なマーケティングとデジタルマーケティング業界における技術的なノウハウを学びます。そしてデジタルマーケティングの包括的な知識や経験を持つデジタルマーケター候補を育てることを目的としています。
このプログラムを修了すると、次のような信頼できる知識とスキルを発揮できるようになります。
- スタートアップから複雑なビジネスまで、さまざまな組織のデジタルマーケティング戦略プランの策定
- Google Analytics・WordPress
- Hubspotなどのツールの活用
- 検索エンジン最適化(SEO)対策
- 収集したデータの分析、および今後
- マーケティングプランへの反映
- ツールを用いての市場調査
- オンライン広告のための適切なプラットフォームの選定
- Web広告運用
- 市場調査に基づく適切なソーシャルメディアマーケティングプランとコンテンツの作成
- ビジネスゴールとターゲット市場に基づいた入札戦略によるオンライン広告の運用
お問い合わせ
ご相談・ご質問等ございましたら、下記のお問い合わせよりご連絡ください。
経験豊富な日本人留学アドバイザーが在籍しているため、日本語でのお問い合わせも可能です。お気軽にご相談ください。
まとめ
デジタルマーケティングツールは、マーケティング戦略を最適化するために非常に便利な道具です。
しかしツールがあるだけでは成果は出ません。必要に応じたツールの取捨選択と、それを上手く活用して、マーケティング施策を立案・実行・効果検証を行うことが最も重要です。
皆さんもいろいろ試してみて、お気に入りの1つを見つけてみてくださいね☆